今週の練習 5月18日 ~木を見て森も見る~

【時間】 19時00分~21時00分
【場所】足利大学附属高等学校レスリング道場
【練習内容】
・準備運動
(ジョギング、ダッシュ、マット運動、レスボール、etc…)
・補強運動
(四股、ジャンピングスクワット、etc…)
・スタビリティ・トレーニング
・組手、崩し
・タックル打ち込み
・タックルに入ってからの攻防
・グランド技練習
・整理体操

こんにちは、足利ミニレスリングクラブです。
5月中旬となり、だんだん暑い日が増えて来ました。
これから夏にかけては、特にこまめに水分補給を行い、熱中症に気を付けながら練習を行いたいと思います。

今週は、ウォーミングアップの中でレスボールを行い、その後はいつもと同じように組手&崩し、タックル打ち込み、タックルに入ってからの攻防、グランド技練習というメニューでした。

普段、ミニレスでは、基本基礎を中心とする練習に重きを置いています。
レスリングは、非常に複雑な技術が要求されるスポーツですが、どれだけ複雑な技術であっても、その要素を分解すると実はとても単純な動きが組み合わされたものであることに気が付きます。

基礎練習では、比較的シンプルな動きを反復練習する場面が多いのですが、実はそのシンプルな動きこそがより高度な技術の習得にも活きて来ます。
例えば、最初は単純な両足タックルしかできなかったのに、組手や崩しが上手にできるようになると、相手の動きを利用してもっとスピーディにタックルに入れるようになったり、遠い方の脚を狙ったローシングルも使えるようになったりします。

このように、レスリングでは、一つの進歩が全体的なレベルアップにつながることが少なくありません。
ですので、基礎練習に取り組む時は、ぜひ今練習している動きがどのような技の上達につながるのかを意識するようにして欲しいと思います。
つまり、到達点を見据えて、逆算的に考えてその練習の意味を捉えることが大切なのです。

「木を見て森を見ず」という諺があります。物事の細部に気を取られて全体を見失うことを言います。
レスリングの練習でも、ともすればこのような状況に陥りがちです。
そうならないためにも、「木を見て森も見る」という姿勢をもって練習に取り組むようにして欲しいと思います。

基礎練習で習得しようとする動きの一つ一つは比較的シンプルですが、それがどのような技術に発展するのかを想像し、技術体系を俯瞰することが上達のための一つのポイントなのではないでしょうか。

今週も練習お疲れさまでした。

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