今週の練習2月17日 ~長所をのばすか、短所をなくすか~

【時間】 19時00分~21時00分
【場所】足利大学附属高等学校レスリング道場
【練習内容】
・準備運動
(ジョギング、ダッシュ、マット運動、etc…)
・補強運動
(四股、うさぎ跳び、あひる歩き、etc…)
・スタビリティ・トレーニング
・四つ組
・タックルに入ってからの攻防
・ローリング練習
・スパーリング(上級生のみ)
・整理体操

こんばんは、足利ミニレスリングクラブです。
今週は比較的あたたかい日が続きましたが、日によって寒暖差が大きいので、体調管理にしっかりと気を配りつつレスリングに打ち込んでただきたいと思います。

先週に引き続き、今週もグランドの基本技、ローリングを重点的に練習しました。
今週から、準備運動の中にもローリングを仕掛ける際の体捌きの練習を取り入れました。
ローリングが上手にできない原因の一つに、脚力ではなく腕力で相手を回そうとしていることがあげられますが、体捌きを反復練習することで腕力ではなく下半身の動きの大切さを理解できるようになると思います。

レスリングに限らず、努力がなかなか成果につながらず、伸び悩むことがあると思います。
こういう時に目の前の壁を乗りこえるために、大きく分けて2つの方法があります。

一つは、自分の長所を伸ばして短所をカバーする方法。もう一つは、短所そのものを克服する方法です。

結論から言うと、レスリングに限っては、短所を克服する方法が上達への近道です。
なぜなら、レスリングは偏りのない身体能力や、瞬間的な状況判断など、総合的な能力が求められるスポーツだからです。
レスリングでは、たった一つの短所が全体のパフォーマンスの低下につながる場合が多く、試合では躊躇なく相手の弱点を攻め合います。

多くの場合、長所を伸ばす方法は楽しみながら行えますが、短所を克服する方法ではかなりのストレスを感じると思います。
往々にして、人は自分の不得意なことを避けがちですが、短所を克服せずにいると、あるレベルに到達した時点で、短所が足枷になって急に伸び悩むことになります。

そうならないためにも、「この練習は苦手だな」「なかなか思うようにできないな」と感じることにこそ、果敢に挑んでもらいたいと思います。

ローリングは一見簡単そうに見えますが、習得するためには実はかなりの練習が必要です。
最初はなかなか上手くできなくても、何度も考え、何度もトライすれば少しずつできるようになるはずです。

たとえ小さなことであっても、できなかったことができるようになった時の達成感を感じて、チャンレンジすることの面白さに気付ければ素晴らしいと思います。

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